歩論野亭日常

阿寒湖の辺りで

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

それぐらいなら、大丈夫

ある日、東京に怪獣が出現し、たくさんの人が死んだ。 怪獣は自衛隊によって殺されたが、 怪獣は環境破壊や海の汚染による突然変異によって産まれたらしく、 怪獣の死骸や体液は環境や人体にとって有害で、政府はその処分に苦慮した。 死体や汚染土壌処理は…

変わるもの変わらぬもの

神のごと 遠くすがたをあらはせる 阿寒の山の 雪のあけぼの 啄木が釧路を離れる船上で詠んだよされる歌だが、道東のどこからでも見えるランドマークである雄阿寒岳が神々しく輝く様が目に浮かぶような、美しい歌だ。 「アカン」という言葉の語源には諸説あっ…

「平家物語」見たい

「祇園精舎の鐘の音には、「諸行無常」、つまりこの世のすべては絶えず変化していくものだという響きが含まれている。沙羅双樹の花の色は、どんなに勢い盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。世に栄えて得意になっている者がいても、その栄華は長く…