歩論野亭日常

阿寒湖の辺りで

抜け殻

昨夜はミッチパイセンが要くんと飛鳥、そして羽賀先輩を連れて来てくれて一緒に飲んだ。前から「要くんは郷ちゃんと話合うよ」といわれていたので会えるのを楽しみにしていたんだけど、実際に合って話してみたら歳もおんなじ、音楽の趣味も大竹伸朗好きなところもバッチリ。ウルリー牧場のあの見事なナメック星人ハウスに友だちがいますんでるという話にはビックリ。楽しいひと時だった。

一夜開けたら猛暑。妻は子供たちを連れて津別のお祭りでツリーイング。店は今日は忙しく、お母さんと一緒にてんやわんや。だが見事な連携で切り抜ける。

夕方にMTBで足寄の分岐まで国道を登り、旧国道の林道を走る。登りの度に、いろんな筋肉が成長しているのがわかる。汗だくでペダルを漕ぐのが気持ちいい。鼻から息を吸いながら走っていると、木々や色々な植物たちの出す香りが場所によって複雑にブレンドし変化するのがわかる。阿寒湖のクロスカントリーは最高だ。そして汗だくになった後に入る温泉は至福だ。

風呂から上がってマニュアルの練習。せっかく綺麗になったのに、あっという間に汗をかく。これはしかし、毎日やらないとあっという間に退化する。続けなければ。

夜はぱらぱら。メニューを出し終わって、今これを書いている。

上記の仕事や楽しいことをしている間はいい。しかし、ちょっと頭が暇になると、浮かんでくるのは先日のPerfumeロンドン公演の至福のひと時。あの美しい三人の肢体と極められた技、熱狂するヨーロッパの観客たちの光景。今夜はヨーロッパツアー最終日のパリ公演。間違いなく素晴らしい夜になるだろう。羨ましい。自分の今までの人生でこんなにパリに行きたいと思った事はない。

これから店が終わったら、PerfumeのLIVE DVDでも観ようかと考えている。まるで恋のようだ。俺は今抜け殻だ。